木とコンクリート、どっちがいい?

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家を建てるとき、木造とコンクリート造、どっちがいいの?
そもそもそれぞれどんな特徴やメリットがあるの?と疑問に思う方も少なくありません。
住まいの安全にも関わることなので、工法を知ることはとっても大切。
そこで今回は、木造住宅とコンクリート住宅について解説!

木造住宅とは
木造住宅とは、柱や梁などの家を支える構造部分が木材でつくられている住宅のことです。木造住宅には、柱・梁を構造とする木造軸組(在来)工法や、壁を構造とする2×4工法(枠組壁工法)など多種多様な工法があります。

コンクリート造住宅とは
鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固め、柱や梁、床、壁が鉄筋コンクリートで構成されて住宅を指します。多くは、RC造と略されます。

木造とコンクリート造それぞれのメリット

【木造住宅のメリット】
●間取りの自由度
木造軸組工法が一般的な木造住宅の工法として最も多く、日本古来からあるので「在来工法」とも呼ばれます。縦方向の柱と横方向の梁を組んで建物を構成し、これに石膏ボードや外壁材などの画材を張ります。柱と梁で支えられているので、さまざまな間取りやデザインにも柔軟に対応することができます。

●木材の吸放湿性
木には、吸湿・放湿の働きがあります。室内の空気が乾燥してくると、木は蓄えていた水分を空気中に放出し、逆に湿気の多い時期には、空気中の水分を吸収。つまり室内の湿度をコントロールする天然のエアコンのような働きがあるというわけです。
●木のぬくもり
自然素材の木は、空間全体に柔らかなぬくもりを与えます。また、木の自然な経年変化により暮らしながら変化を楽しめるのもポイント。

●鉄筋コンクリートよりも建築コストが低い
一般的に木造住宅は、コンクリート造住宅に比べてコストが低いと言われています。コストを抑えられた分、内装や外装にこだわることができるのもポイントです。


【鉄筋コンクリートのメリット】
●頑丈な躯体
コンクリート造住宅は圧縮される力に強いコンクリートと、引っ張られる力に強い鉄筋を組み合わせています。このように家全体が頑丈につくられており、高い耐震性が担保されています。

●高い気密性
コンクリート躯体は隙間がなく気密性が非常に高いことが特徴です。気密性の高さは、冷暖房の効率に直結するため非常に高い省エネ効果が期待できます。

●デザイン性
曲線や円状のラインを施すことを得意とするコンクリート造は、意匠性の高いデザインを追求することができます。


木造住宅は間取りの自由さや吸放湿性、自然素材ならではのぬくもりなどのメリットがあります。でもコンクリート造住宅の最大のメリットとされている家自体の強度に対し、木でできている家はもろく地震に弱いのでは、と心配な方も多いのではないでしょうか?

ご安心ください。
NAturalHOMEが手がける木の家なら、木、本来が持つメリットを十分に活かしつつ、建物の安全性もしっかりと確保しています。
全棟で構造計算を行なっており、耐震性能は最高レベルの耐震等級3。さらに、最新鋭の制振システムを搭載しているため揺れを吸収し抑え、地震の際の建物の損傷を最低限に食い止めます。

高気密・高断熱を叶える工法を取り入れることで、室内を一度温めると熱が逃げにくいエコな家に、適度な湿度に保つ木本来の働きもあるため、より光熱費の消費も抑えることを可能にしました。
ぜひ実際に体感してみてください。